メール配信(2014.09.22)

会員・保護者の皆様、いつもありがとうございます。
昨日は30人組手マラソンが行われました。
参加された皆さん、お疲れさまでした。
事前の組手講習で組手競技の意義について解説しました。
●研究・考察より再掲載
競技試合とは、勝敗や痛みに対するプレッシャーを
感じる場面で相手(本当は自分)に勝つという目標に
向かって行われるものです。
競技試合の良い点は、
勝負における集中力や胆力の養成と目標に向かって
努力するための積極的な努力や忍耐力を養うことができることです。
試合に出場するからには勝ちたいと思うのは当然ですが、
実力を発揮するためにはメンタル面の強さが必要です。
武道では「四戒」という言葉で注意を促しています。
それは…
●驚(きょう)
予期しないことに驚くこと。視野の狭さが原因です。
●懼(く)
恐怖に飲み込まれてしまうと力を発揮できなくなります。
●疑(ぎ)
自分の技術や体力、戦い方を信じられない状態です。
●惑(わく)
どうしようかと、あれこれ迷っている状態です。
…などです。
実は、これらの心理状態にならないように研究し訓練するよりも、
この「驚く」「恐れる」「疑う」「迷う」という体験を重ねるほど、
冷静に落ち着いて的確に対処できるようになります。
恐怖は対象に慣れていないから起こる現象だからです。
平常心、不動心という境地に到達する手段として、
緊張する場面を数多く体験することは理にかなっているというです。
●再掲載終了…
どの様なことを感じたかもう一度整理して見てください。
お手伝いいただいた皆さんありがとうございました。
●30人組手マラソン(スマホ)動画
●イベント日程
9月28日(日) 北分支部後期審査会
10月19日(日) 礼法・伝統型講習会
10月26日(日) 岡山県 伝統型試合


●今週の一言(186)
優れた体力や
技術を持っていても
最終的に体を動かすのは
精神力であり「心」だ
●解説
プロ野球、往年の名投手、稲尾和久さんの言葉からの抜粋です。
プロ野球入団時は無名の存在だったが、
一年目のシーズンでいきなり21勝を上げて新人賞に輝く。
翌シーズンは最多勝、防御率、勝率の三冠を獲得しМVP…
さらに8年連続して20勝以上。
14年間の通算成績は276勝、防御率1.9という素晴らしい成績を残しました。
1958年の日本シリーズ。
チームは3連敗していたが、その後、4連勝して逆転優勝を果てした。
その4試合のすべてに登板し「神様、仏様、稲尾様」と言われた。
1964年…肩を酷使しすぎて一勝ちもあげることが手出来ない状態が続き、
1966年にリリーフ投手に転向。
そのシーズンでは最優秀防御率のタイトルを獲得した。
苦しいとき、もうダメだと思う事がありますが、
ダメだと判断できるときは、まだ精神力が残っているものです。
そこで諦めず、もうひと踏ん張りすることが成功の近道と言えるのでしょう。
●参考…ビジネスに活かす一流選手の言葉/ビジネス哲学研究会
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。