メール配信(2015.03.2)

会員・保護者の皆様、いつもありがとうございます。
指導をする時に言葉で指導するより
実際に組手の相手をした方が上達が早いと感じます。
今回の論語を学なび…審査会の時に配布している
冊子で紹介している記事と重なったので掲載します。
●引用開始(一部編集)
「子供は大人の背中を見て育つ」
「子供は大人の鏡」
「子供は大人の言うようには育たたず
大人のするように育つ」など、教育は耳よりも目からと言われます。
子供達は建前(言葉)や見栄(理想)ではなく、
私達大人が日常生活で繰り返している言動や
現実の生き方を見られていて、それが子供達に強い影響を与えています。
例えば、どんなに「約束は守れ」と言ったところで、
子供との約束をないがしろにしていれば、この教えは身に付きません。
子供を伸ばすためには、私達大人も、人としての向上心、向学心を燃やし、
子供達の模範となるような生き方を心がけて日常生活をおくる必要があるのです。
●引用終了…
日々反省しながら指導にあたりたいと思います。
●イベント日程
03月08日(日) 春季審査会
03月22日(日) 京都クラッシック
03月29日(日) 春季交流試合


●とくいく「論語」三十六(理想の人間像とは・五)
「書き下し文」
子貢、君子を問う。
子曰く、
先ず其の言を行いて、
而る後に之に従う。
●読み方
しこう、くんしをとう。
しのたまわく、
まずそのげんをおこないて、
しかるのちにこれにしたがう。
●とくいく「こども論語」訳
子貢(孔先生のお弟子さん)が、
みんなのお手本になるような人はどんな人ですかと尋ねました。
すると先生が言いました。
「まず自分で責任を持って行動する人です。
そして、そのあと行動したことを、しっかり説明できる人だ」と教えてくれました。
(道場や学校での掃除、家での後片付けや勉強(宿題)など、今やろうと思っていたのにと言って、
なかなかしないで遊んでいることがよくありますね。
そういう時に、先生や親に言われる前に、自分から行動できる人になること。
つまり、「実行」が先で「言葉」は後、
そのように言い訳をする前に自分から行動できる人になることです。)
●出典…論語(為政第二‐十三)/徳育学習会
最後まで読んでいただき
有難うございます。