メール配信(2015.04.20)

会員、保護者の皆様、いつも有難うございます。
道場では姿勢や帯の結び方について細かく指導をしています。
姿勢の大切さについて説明した文章がありましたのでご紹介します。
●以下引用…(一部編集)
人は猫背になると前形姿勢で頭が垂れて
頭の重みで、首の筋肉や血管や神経が伸ばされます。
伸ばされて血管が細くなるので、
血流と酸素やブドウ糖などの量が減り、
脳の活動が低下してきます。
つまり姿勢が悪い時点で、脳の働きが低下します。
内臓にも悪影響を与えます。
内臓が圧迫され呼吸も浅くなり新鮮な空気を取り入れる能力が低下します。
結果…正常な場合に比べて、すぐに疲れてしまいます。
正しい姿勢だと勉強も、効率よくはかどるそうです。
●転載終了…
これからも姿勢に注意して指導したいと思います。


●今週の一言(208)
姿勢の乱れは心の乱れ
帯の緩みは気の緩み
●解説
幼い子どもに礼儀作法を躾ける場合、理屈は置いといて、形から教え込みます。
例えば、朝起きたら「おはよう」夜は「こんばんは」と言う、というように。
決まった礼節を、とにかく叩き込みます。
日本は型の文化といわれ、茶道も華道も、武道にも型があります。
形の基本は「姿勢」です。
あごを引き、頭のてっぺんを一本の糸で天から吊られているようなイメージで背中を伸ばします。
この姿勢を、常に保つようにさせます。
だらけた姿勢でいると、気分も緩んできます。
背筋をぴんと伸ばすと、気持ちまでシャキッとしてきます。
凛と生きようと望むのであれば、その心意気を姿勢にも反映させなければなりません。
形を叩き込まれることは、そこから精神を学ぶことにも通じるのです。
そのためには、すべての基本となる姿勢が大切というわけです。
● 参考…女武士道/石川真理子
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。