メール配信(2015.04.27)

会員、保護者の皆様、いつも有難うございます。
本日はメールマガジンからの情報です。
以下引用…(大部分編集)
子育ての相談の中で読書の習慣をつけさせたいのだけれど
子どもが興味を示さない…というものがあります。
話を聞けばその方は…
図書館で面白そうな本を借りてきて与える
読書の良さを説く…などとても熱心ですが、
私は、別の方法をお勧めします。
子どもの年齢・関心対象に合わせた
本を借りてくるところまでは同じです。
その本を子どもに与えません。
親が自分自身のために借りてきた本として扱います。
そして、子どもが遊んでいる時や退屈している時に、
子どもの横で親自身がその本を読むのです。
読みながら、時々「うわ~」「えーっ!」「うひゃひゃ」と独り言をつぶやけば、完璧です(笑)
その後、その本をテーブルの上に無造作に置いておけば、
かなりの確率で子どもは手に取ります。
そこまでやっても読まないのであれば、
今この子に必要な活動は別にあると理解してあげましょう。
読書適齢期は『親が読ませたいと思った時』ではありません。
オモチャや本だけに限った話ではありません。
「この本面白いから、読んでみなよ」
「これ美味しいよ、食べてごらん」
「お友達と一緒に遊ぶと楽しいよ」
遊んでみて…と
これでは、子供の好奇心は育ちません。
子どもの好奇心を引き出し、興味を育む接し方を意識しながら、
子どもの成長に寄り添っていただけたらと思います。
引用終了…◆発行者:パパコーチ くろさわ
稽古指導でもやれ…と指示するよりも指導者が笑顔で
真似してご覧などと言うと、子供達の上達も早いようです。
子供のやる気は指導者次第だと思います。
●イベント日程
5月3日(日)~5日(火) ゴールデンウィーク休暇
5月11日(月)~少年部演武会・体験入門会(各道場)
5月17日(日)限定審査会(浦安体育館・武道場)
5月31日(日)岡山県大会(岡山武道館・本館)


●今週の一言(209)
「お心肥やし(おしんこやし)」
自らの学び続ける姿勢が、
次世代を育てることにつながる。
●解説
江戸時代の日本は鎖国のため世界から取り残されていたと思われがちですが、
就学率と識字率は世界一でした(70%位)。
教育の中心であった寺子屋は義務教育ではありません。
自ら学びとり、考えることを大切にしていた当時には、「お心肥やし」という言葉があったそうです。
自分で見て、聞いて、考えて、感性を磨くことが大切という意味です。
親や師匠と子供たちの関係で上から下に指示するだけだと、自立心は育ちにくいものです。
当時は、親や周囲の大人のしぐさから子供に見取らせる、
進んで見習わせることによって、子供が自分で判断し行動できるように「自立」を促されていました。
子供たちの周囲にはお手本になる大人たちがたくさんいたのでしょう。
自らの学び続ける姿勢が、次世代を育てることにつながる。
親世代から子の世代へ、子世代から孫の世代へと、
「子供は国の宝」という思いで、愛情深く見守り、しかも、
自立のための決断力と行動力を身につけさせた、そんな江戸の社会の教育が見えてきます。
●参考…ブログ/男と女の職場話
昨日の北分支部前期審査会…
参加された皆さんお疲れさまでした。
北分支部の皆さんありがとうございました。
北分支部は少年と一般の生徒が合同で稽古している道場が多いので
親子で空手をしている人が多くいます。
親御さんが熱心に稽古している姿を見ることはとても、良い影響を与えているようです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。