メール配信(2015.09.21)

会員、保護者の皆様、いつも有難うございます。
昨日の本部修練会に参加された皆さんお疲れ様でした。
メインとなる30人組手マラソンで
特に注意したことは「礼法」と「構え」です。
最初は出来ていても
疲労してくると疎かになってしまいがちです。
逆に言えば、
この二つが身に付いている人は精神面でも崩れることがありません。
「礼法」や「構え」といった基本的なことを
どんな場面でも出来るようにする
稽古だけではなく普段の生活の中でも大切なことだと思います。
●イベント日程
9月27日(日)秋季審査会(岡山武道館・剣道場)
10月25日(日)伝統型大会(岡山武道館・本館)


●今週の一言(223)
効果的な技を
無意識に出せるよう
繰り返すのが稽古
●解説
技というものは効果的であり、癖には効果は有りません。
癖は無意識におこなっているものですが、
技は意識して行うものであり、自分の意思で再現できるものが技です。
自分の意思と言っても、一つ一つの細かい動きに対して、
言語的な指令を下すということではありません。
自分の動きを見つめるような意識(イメージ)が必要です。
たまたま素晴らしい動きをしたとしても、その動きを見つめる感覚がなければ、
それを再現することは出来ません。
技というものは一つ一つ意識しなくても出来るようにしておかなければ、
必要な時には間に合いません。
武道で求められる最高の動きとは、
はじめから身に付いているものではなく、意識して身に付けるものです。
一つの技を会得するためには2万回の反復練習が必要だと言われます。
はじめは、その動きが不自然なものに感じられでしょうが、
それが自然な動きに感じられるまで、反復練習を続けるようにしましょう。
●参考…身体感覚を取り戻す/齋藤孝
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。