メール配信(2016.02.08)

会員・保護者の皆様、いつも有難うございます
昨日の限定審査会に参加された皆さん
お疲れさまでした
今まで自分がしてきたことを誰かが評価する…という審査会は、
私たち指導者が想像する以上に大きな緊張を伴うようです
昨日の審査会場は超低温状態だったため
身体がなかなか温まらず力を発揮できなかった
という人もいるようです
橙帯の学科審査の中にメンタルタフネスがあります
内容を要約すると
他人や環境に責任転嫁しないで
今、ここで出来ることをキチンとする
そのような態度(行動)を貫くことが
心(メンタル)を強くしていくというものです
メンタルタフネスとは根性とは違います
心理的なテクニックです
寒さで力を発揮できなかった人も
自分のことを知るための一つの経験だったと思い
今後の稽古に活かしてもらいたいと思います
●イベント日程
2月14日(日)…昇段講習会
3月6日(日)…春季審査会
3月20日(日)…春季交流試合
3月21日(日)…京都クラッシック大会



●今週の一言(237)
憂(う)きことの
なほこの上に
積もれかし
限りある身の力ためさん
●解説
熊沢蕃山(くまざわばんざん)という江戸時代の儒学者の言葉です
「辛いことがもっと沢山身の上に降りかかってこい。
自分の力の限界を試してやる」
という意味です
長い浪人生活の後備前岡山藩に仕えてから実力を発揮し
30過ぎには大藩の老中役として
藩の行政を行い数々の改革を行いましたが
保守派の反対に合い退藩
その後幕政を批判したため幽閉(謹慎)されました
この歌はそんな境遇のなかで詠んだ歌です
蕃山の心の姿勢は
限界と思われる状況の先にいる自分を意識しています
人間的成長はこのような道筋を経て
初めて叶えられるものであると蕃山は言っているようです
●参考… インターネットサイト
おまけ…
柳川交差点から北東の地域…
藩山の屋敷があったらことから
北区蕃山町となっているそうです
最後まで読んでいただき有難うございます