メール配信(2016.04.25)
道場で少年部の生徒が
試合や審査会の申し込みをするとき
家族の方から預かった封筒を手渡してくれますが
何も言わないで私に手渡そうとする生徒が時々います
封筒の中は大体分かっているのですが
わざと以下のような、やり取りをします。
●私…これは何?
○生徒…お母さんが渡せって
●私…だから(中身は)何?
○生徒…え~と審査
●私…審査がどうしたの?…等々
また時間貸しの会場では色々な用具の準備をしますが
早く来てくれた生徒には
セッティングや清掃を手伝ってもらいます。
これ並べておいて…
これ組み立てて…
ミットを運んで…等々
年齢(理解力)は考慮しつつ簡単な指示をします。
上手くできないで固まってしまう生徒や
中には泣き出す生徒もいます。
側で見ていたら察しの悪い
或は
意地の悪い人に見えるかもしれません
最近は(危険なことも多いので)
石につまずかないように…と
大人が先回りをして何でもしてあげてしまい
子供の(失敗や成功の)体験がなくなっているように思います。
道場では生徒本人が考えて行動出来るよう接していきたいと思っています。
●イベント日程
5月01日(日)北分支部前期審査会
5月15日(日)限定審査会
●今週の一言(245)
考えるとは
経験や知識を基にして、
未知の事柄を解決しようと、
頭を働かせる状態
●解説
答えがない問題が社会にはいっぱいあります。
テストでは通用した暗記(学習)脳も、答えがない問題の前では無力です。
だからこそ、「考える力」が必要です。
人間は感情の動物です。
ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビり、イカリなど。いろいろな感情を抱いて生きています。
そして、それぞれの感情には存在理由があります。
否定的な感情も必然的に起こっています。
それが良くないということではなく、なぜ否定的な感情が沸き起こったのか。
事実をきちんと受けとめることが大事です。
悩むとは「負担・苦痛などのマイナスの状態に対して
克服方法が見いだせないで困っている状態」のことを言います。
考えるとは「経験や知識を基にして、未知の事柄を解決(予測)しようとして、頭を働かせる状態」です。
「悩む」時の脳の状態は、否定的な感情に支配されてしまい思考が止まってしまいます。
「考える」は、問題を解決する新しい状況をイメージし、
思考が感情に巻き込まれず、肯定的思考回路で未来を創造することです。
今日も、悩むのではなく、考える癖をつけていきましょう。
●参考…男と女の職場話
最後まで読んでいただき有難うございます。