武道の定義
武道の定義
スポーツとの違いは?

例えば、「テニスとは?」と尋ねられれば、「コート中央に張られたネットを挟んで、ラケットでボールを交互に打ち合う競技」と答えれば、ほぼ間違いありません。では「空手道とは、どんなものですか?」と問われて、「コートの中で、素手による突きや蹴りで互いが身体を打突し合う競技。」と答える人は余りいません。つまり、武道=競技ではないということです。
日本武道協議会が提唱する武道の定義を要約すると「我が国で体系化された武技の修錬による心技一如の運動文化」、「心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、社会の平和と繁栄に寄与する人間形成の道」と定められています。武道の「武」という文字は矛を止めるという意味。「道」とは宇宙自然の普遍的法則や根元的実在、道徳的な規範を意味する言葉で、果てしなく続くという意味もあります。つまり、『武道』というのは、身を守る術を修める中で意識すべき道徳的な規範ということになります。
日本武道協議会が提唱する武道の定義を要約すると「我が国で体系化された武技の修錬による心技一如の運動文化」、「心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、社会の平和と繁栄に寄与する人間形成の道」と定められています。武道の「武」という文字は矛を止めるという意味。「道」とは宇宙自然の普遍的法則や根元的実在、道徳的な規範を意味する言葉で、果てしなく続くという意味もあります。つまり、『武道』というのは、身を守る術を修める中で意識すべき道徳的な規範ということになります。