後期指導員会議
▼理念と方向性を確認
8月28日(日)南方道場において後期指導員会議・指導員稽古が行われました。はじめに「人間形成と人間教育」という道場の理念と方向性の確認が為されました。各運営部より後期の活動予定について報告がされた後は、指導員資格と道場開設資格、有段者の昇段規定についての話がありました。
会長師範より「指導者は理念を深く理解し、指導していくことは勿論のこと、各自が自分の質を向上させる努力を惜しまないことが大切です」との言葉があり、指導員一同、表情を引き締めていました。
▼伝統型への取り組み
有段者の昇段に大きなウエートを占める伝統型への取り組みについて多くの時間が割かれました。現在ある極真空手の伝統型を整理し体系化すること。技や動作の意味を理解した上で稽古指導すること。指導者は全ての型を高いレベルで実践出来るよう修練を積むこと。といった話がされました
併せて、型試合での新たな試みについても触れられ、指導者にとっても道場生にとっても今後に大きな可能性を抱かせる会議となりました。
▼伝統型に汗を流す
指導者、有段者にとって、武道的な身体操作や先人の思想を学ぶ伝統型の修練は欠かせないものです。会議後は、指導員自らの昇段と伝統型を正しく生徒に伝えることを目的に伝統型の稽古が行われました。伝統型の習得について「動作合わせ」「練り動作」「構成」の三段階での稽古方法が伝えられました。基礎となる太極と平安を一通り行った後、「観空」を稽古。高難度の型ですが、注意すべき点は同じ。練り動作を何度も何度も反復。自分の体を通して、生徒に伝える感覚を掴むべく、たっぷりと汗を流しました。