メール通信(2016.11.07)

会員・保護者の皆様、いつも有難うございます。
昨日の限定審査会
参加された皆さん お疲れ様でした
審査員、学生スタッフの皆さん ありがとうございました。
審査中で特に生徒に伝えたかったことは『考える』ということです
何故、上手くできなかったのか?
何故、緊張したのか?
どうすれば緊張感を克服できるのか?
準備は十分だったか?
どうすれば良かったか?…等々
数年後には、現在ある職業の半分近くが無くなると予測されています。
多くの作業はロボットやコンピューターが行うからです。
必要な知識を出力するだけならコンピューターの方が優れています。
教えてもらったこと言われたことをするだけの人は
将来、働くことも出来ないかもしれません。
空手の稽古は、楽しいことばかりではありません
上手く出来ないこともあり 緊張する場面もある
負けて悔しい思いをすること 痛い思いをすることもあります
そのような外圧(プレッシャー)を自分で考えて、克服していく
という体験が出来る場になればと思っています。
●イベント日程
11月13日(日) 中四国交流大会
11月20日(日) 有段者昇段講習審査会
12月04日(日) 冬季審査会



●今週の一言(266)
「頭がいい」とは
自分の考えを持ち
説得力を持って発信できること
●解説
日本の学校では、「勉強=暗記」と思えるほど、
記憶力を必要とする学習が多いようです。
国語の漢字や英単語といったものだけでなく、
社会や理科まで暗記すれば良い点がとれるようになっています。
今までのような社会がこれからも続くのであれば、
上司の言ったことに疑問を持たず素直に従う社員の方が
使いやすいという面があったでしょうが、
これからは自分の意見をしっかり持って主張できる人材が求められます。
一例として国の問題である、TPP (環太平自由貿易協定) が締結されれば、
外国の企業と対等に議論を出来る人材が必要になってきます。
英語を喋れればよいという訳ではありません。
それぞれの立場を踏まえ、主張すべきことは主張するという態度が求められます。
『暗記』も大事な学習方法ですが、
それ以上に自分で考えて問題を解決出来るようになることが大切だと思います。
●参考…子どもの脳を育むよい習慣/久保田競
最後まで読んでいただき ありがとうございます。