右手陽海(津山)
右手陽海(うてはるみ)
所属:津山道場
入会年月日:2011.05.16
昇段年月日:2018.07.01
職業:中学1年生(昇段時)
5歳の時、兄と一緒に入会。当初から何でもそつなくこなす器用さを持っていました。後に入会した父親と3人で自主稽古に取り組み、型の上達も大変早かったように思います。上級者になり、周りのレベルも求められる精度も上がってくると、壁に当たった時期がありましたが、熱心な稽古と集中力で克服し上達していきました。これからは更に心と技を磨き、津山道場の女子部を先輩達と共に盛り上げてくれることと期待しています。
~感謝の気持ちを忘れずに、後輩の見本に~
私は五歳の時に兄と一緒に空手を始めました。最初は空手がどんな感じかも分からず父に「空手やったらかっこええぞ、絶対強くなれるけん、むちゃくちゃ楽しいけん。」という畳み掛けるような言葉で自分の意思とは無関係なまま兄と道場に行くことになりました。父は若い頃に空手をやっていて肉体的にも精神的にも強い人間になって欲しいとう思いから空手の道場を私達に始めさせたかったようです。
最初はなかなか伝統基本が覚えられず稽古の後半は、眠くなっていました。たまにやる、ゲームは、すっごく楽しかったので、道場に行くときは、「今日はゲームやらないかなぁ。」と送ってもらう車の中で思っていました。



初めての審査では、幼い私にも審査会場の張り詰めた空気が漂っていることを感じました。池本准師範の大きな声と気迫のこもった号令にびっくりして緊張しガチガチになり、自分の声はほとんど出ませんでした。後日、黒石先生に確認の項目をチェック(指導)してもらい、橙帯をもらった時はうれしくて、早く次の帯が欲しいと思い稽古を頑張りました。
試合にも積極的に出場しましたが、最初の頃は組手も型も勝ち進むことはできませんでした。父も入会し、他の道場の稽古にも行ったり、家でも父と稽古してから出場した3年生の時の県大会の型で準優勝したときにはとても嬉しくて自信がつきました。その反面たくさん稽古したのに優勝できなかった事に初めは悔しいと思いましたが、継続して努力すると結果はついてくるんだと、空手を通して理解することができたと思います。



昇段審査を小学六年生の冬と目標に決め、その前にある県大会の型の出場を目指して道場や、家でも型稽古をやり込みました。南方道場の稽古に参加した時、藤島師範に型を見て頂き、まだまだ早く動いて型をやる段階ではないです、ゆっくりとしたスピードの中で姿勢、や形を意識してやるようにとアドバイスをもらいました。その時、正しいフォームではない型をいくらやっても、駄目だと気付かされました。
迎えた県大会では自信はあったものの、自分では気づかないうちに、少し慌ててしまって、間が取れていなくてよい結果に繋がらなかったけど、審査の時は落ち着いて自分の型をする事が出来て合格出来ました。



二次審査の組手では、今までやってきたことを全力で出し切ろうとがむしゃらに組手をしましたが不合格でした。審査では勝ち負けではなく組手の内容(攻防)を見るので、ただ力任せに攻めるだけでは黒帯にはなれないと気付かされました。六年最後の交流試合(組手)も優勝しましたが、藤島師範からまだ内容がよくないと言われた後、常に構えや受けを意識して稽古をしました。県大会では、組手の内容を意識しながら優勝できたこと、父も兄も優勝出来てとても嬉しかったです。
夏に行われた再審査では、気持ちを落ち着かせて構えや受け返しを意識した組手をして合格する事が出来ました。
空手を通して、継続して努力する事の大切さ、冷静になって意識して取り組む事が大事だということを体感出来ました。これは普段の生活上でも通じる事だと思います。
昇段出来たのは多くの人に関わってもらい支えになってもらったおかげです。指導して頂いた師範、先生、道場の仲間、家族に感謝し良いお手本となれるよう、空手を続けていきたいと思います。ありがとうございました。押忍



所属:津山道場
入会年月日:2011.05.16
昇段年月日:2018.07.01
職業:中学1年生(昇段時)
5歳の時、兄と一緒に入会。当初から何でもそつなくこなす器用さを持っていました。後に入会した父親と3人で自主稽古に取り組み、型の上達も大変早かったように思います。上級者になり、周りのレベルも求められる精度も上がってくると、壁に当たった時期がありましたが、熱心な稽古と集中力で克服し上達していきました。これからは更に心と技を磨き、津山道場の女子部を先輩達と共に盛り上げてくれることと期待しています。

~感謝の気持ちを忘れずに、後輩の見本に~
私は五歳の時に兄と一緒に空手を始めました。最初は空手がどんな感じかも分からず父に「空手やったらかっこええぞ、絶対強くなれるけん、むちゃくちゃ楽しいけん。」という畳み掛けるような言葉で自分の意思とは無関係なまま兄と道場に行くことになりました。父は若い頃に空手をやっていて肉体的にも精神的にも強い人間になって欲しいとう思いから空手の道場を私達に始めさせたかったようです。
最初はなかなか伝統基本が覚えられず稽古の後半は、眠くなっていました。たまにやる、ゲームは、すっごく楽しかったので、道場に行くときは、「今日はゲームやらないかなぁ。」と送ってもらう車の中で思っていました。



初めての審査では、幼い私にも審査会場の張り詰めた空気が漂っていることを感じました。池本准師範の大きな声と気迫のこもった号令にびっくりして緊張しガチガチになり、自分の声はほとんど出ませんでした。後日、黒石先生に確認の項目をチェック(指導)してもらい、橙帯をもらった時はうれしくて、早く次の帯が欲しいと思い稽古を頑張りました。
試合にも積極的に出場しましたが、最初の頃は組手も型も勝ち進むことはできませんでした。父も入会し、他の道場の稽古にも行ったり、家でも父と稽古してから出場した3年生の時の県大会の型で準優勝したときにはとても嬉しくて自信がつきました。その反面たくさん稽古したのに優勝できなかった事に初めは悔しいと思いましたが、継続して努力すると結果はついてくるんだと、空手を通して理解することができたと思います。



昇段審査を小学六年生の冬と目標に決め、その前にある県大会の型の出場を目指して道場や、家でも型稽古をやり込みました。南方道場の稽古に参加した時、藤島師範に型を見て頂き、まだまだ早く動いて型をやる段階ではないです、ゆっくりとしたスピードの中で姿勢、や形を意識してやるようにとアドバイスをもらいました。その時、正しいフォームではない型をいくらやっても、駄目だと気付かされました。
迎えた県大会では自信はあったものの、自分では気づかないうちに、少し慌ててしまって、間が取れていなくてよい結果に繋がらなかったけど、審査の時は落ち着いて自分の型をする事が出来て合格出来ました。



二次審査の組手では、今までやってきたことを全力で出し切ろうとがむしゃらに組手をしましたが不合格でした。審査では勝ち負けではなく組手の内容(攻防)を見るので、ただ力任せに攻めるだけでは黒帯にはなれないと気付かされました。六年最後の交流試合(組手)も優勝しましたが、藤島師範からまだ内容がよくないと言われた後、常に構えや受けを意識して稽古をしました。県大会では、組手の内容を意識しながら優勝できたこと、父も兄も優勝出来てとても嬉しかったです。
夏に行われた再審査では、気持ちを落ち着かせて構えや受け返しを意識した組手をして合格する事が出来ました。
空手を通して、継続して努力する事の大切さ、冷静になって意識して取り組む事が大事だということを体感出来ました。これは普段の生活上でも通じる事だと思います。
昇段出来たのは多くの人に関わってもらい支えになってもらったおかげです。指導して頂いた師範、先生、道場の仲間、家族に感謝し良いお手本となれるよう、空手を続けていきたいと思います。ありがとうございました。押忍


