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2011年05月23日

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Byblacksabbath1104

定期通信

会員・保護者の皆様、いつも有難うございます

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小さい子供が道場に見学にきた時

お父さんやお母さんは是非させたいと言いますが

本人がやりたがりません

一昔前なら両親の意向が優先されていたようですが

今は子供の気持ちが大切だと言われるようです

無理やりさせても長続きしないから

或いは、嫌々しても上達しないから

ということのようです

結局、入会することはありません

指導のテーマは

自立した人間になるよう手助けすることだと思っていますが

それは今ではありません

判断の根拠となる経験の少ない子供達に、

すべての物事を判断させると、どうなるでしようか

例えば

野菜は嫌い、

お菓子は好き

ゲームはしたい、

勉強きらい

遊びたいがお手伝いはしたくない…等々

大部分の子供は

今の自分にとって楽しい方を選ぶと思います

空手に興味を持ってもらえるよう

楽しい稽古をすると

遊んでいるだけという

印象を持たれてしまう可能性もあるので

バランスが必要になります

これからの課題は…

・楽しく上達する稽古

・楽しい雰囲気と秩序のバランス

・個性をみとめながら全体をまとめる

・能力(意識レベル)に応じた稽古

等です。

これからも生徒の成長のサポートをしていきたいと思います


●イベント日程

5月29日(日)…限定審査会 (野田道場)

6月12日(日)…岡山県大会 (岡山武道館) 

6月26日(日)…夏季審査会 (野田道場)



●今週の一言(48)

自分の可能性を開拓しよう

基本を守り

工夫することで

独創的なアイディアがうまれる



●解説

芸事でいう「守」・「破」・「離」とは

物事を学ぶ時の基本姿勢です

武道・茶道・華道に限らず

仕事や勉強でもこの三段階を経て向上していきます

第一段階の「守」とは、

教えを忠実に守り全て教え通りにすること

未熟な人が先人の言うことを疑い、

批判するような姿勢では、向上発展はありえません

第二段階の「破」とは

師の教えを全て自分のものにした上で、

自分の新たな工夫と努力を加え、成長していく段階です

第三段階の「離」とは

師の教えから脱皮し更に修練・勉強を積み重ね

新たな境地を築き上げる段階です

努力も苦労もせずいきなり

立派な人になれるはずがありません

学び、成長するためには

(両親や先生をはじめとする)先人の教えを素直に聞きながら、

コツコツと毎日を積みあげていくことが

成長の近道といえるでしょう




●参考…剣道学科解説&某ウェイブサイト


最後まで読んでいただき有難うございます
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