池田龍太郎 (南方)

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Byblacksabbath1104

池田龍太郎 (いけだりゅうたろう)

所属:南方道場
2011年9月25日昇段
中学校2年生(昇段時)
2006年12月20日入会(空手暦5年9ヶ月)


小学校に入学してすぐに両親のすすめで北分支部の湯原道場に入会。熱心な家庭の協力もあり組手や型試合で好成績を残す。2011年、家庭の事情により、本部(南方)道場へ移籍。空手の稽古だけでなく、徳育学習会にも兄弟そろって参加。大会でボランティアスタッフなど積極的に参加。真面目な稽古姿勢で学生をはじめ皆に良い影響を与えてくれています。

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~誰かを支える人になる~
僕は小学校で、いじめにあっていました。いじめに気付いた両親が心と体を強くするために、空手道場に入門させました。入門した時は嫌で、半年以上空手着も着ずに稽古をしていて、どうやって休もうかと、考える日が多かったです。

小学2年生の春、初めて試合に出場しました。緊張して怖くて何もできずに負けてしまいました。すごく悔しくて、勝ちたいという気持ちがわいてきました。ある試合で、絶対に勝ったと思っていたのに、判定で負けてしまいました。悔しくて納得がいかず、母に泣きながら抗議しました。すると母は、「誰もが勝ったと思う試合をしなさい。」と言いました。僕は何も言えなくなり、それからはいっそう練習に励みました。
 
あの時、「負けたのは自分のせいじゃない」と思っていたら、今の自分は無かったと思います。そうやって少しずつ努力した分、結果が残せるようになりました。消極的な考えではなく、前向きに努力することの大切さを空手のおかげで知ることができました。

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今年4月、家庭の事情により、岡山市に転校することになり、今まで同年代の人達と稽古することは無かったのですが、たくさんの人達と稽古が出来るようになりました。一緒に稽古をするうちに、一人、また一人と同年代の人達が昇段していきました。

ある日、先生に昇段の事を聞かれ、僕も向上心が芽生え、昇段審査を受けてみようと思いました。今まで昇段に意識していなかったので、改めて自分の弱点が分かりました。 

一次審査の伝統技では、基本的なことをコツコツとやってきたおかげで、出来たように自分では感じました。しかし、同じ日に二次審査を受けに来た人の組手の相手をさせてもらいましたが、自分では納得した内容では無かったです。消極的な攻め方で受け返しがイマイチだった事です。このままでは、一次審査は受かっても、二次審査は受からないと思いました。次の日から、自分の弱点を克服する為に、先生や先輩、同級生などからアドバイスを頂きながら練習に励みました。

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二次審査、一試合目の組手の相手は、足技が上手で突きも強かったです。二試合目は、どっしりとした構えで、力強い突きでした。一試合目のダメージもあり、少し弱気になっていた部分もありましたが、ここまで来たら最後までやり抜くぞ、という気持ちで頑張り、先生方や周囲の応援がとても力強かったです。

終わった後は、すべて出し切って今まで味わったことの無い達成感と感謝の気持ちでいっぱいでした。そして数日後の発表で、合格を知りました。本当に嬉しかったです。空手を通じて僕は本当に色々なことを学んだと思います。僕を支え、応援してくれる家族、ご指導くださる先生方、一緒に学ぶライバルや友達がいてくれたからです。

その人達に「ありがとう」という感謝の気持ちを忘れず、日々何事も努力していきます。そして次は誰かの為に、役に立てるよう手伝い、支えられる人間になれるよう、黒帯として頑張ります。
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