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メール配信(2013.02.25)

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Byblacksabbath1104

定期通信

会員・保護者の皆様いつもありがとうございます。

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昨日は昇級昇段講習会でした。

参加された皆さん長い時間お疲れさまでした。

前半の講義では昇段するための考え方や目標の立て方…等

後半の実技では伝統型を中心に指導を行いました

だいたいの流れを確認した後は

姿勢、目付

拳の握りなどの部位

引手を脇につける

正しい突き方、蹴り方

気合の有無…等

基本的なことで時間を費やします

昇段を目指している人は普段の稽古で

これらの基本的な事柄を習得しておきましょう

それが、一番の近道と言えます。



●イベント日程

 3月3日(日) 春季審査会

 3月17日(日) 第14回春季交流試合(岡山県体育館・サブアリーナ)

 3月24日(日) 京都クラッシク(京都)



●今週の一言(126)

 基本が大切

 基本を抑えて工夫する

 基本を抑えて応用する



●解説

ある落語家が若い頃、師匠の家に住み込みで修行していた時、寝る前に師匠の部屋に行って挨拶をします。

といっても障子は閉まったまま、廊下に座って挨拶をします。

それが作法でした。

あるときずぼらをして、立ったまま「おやすみなさい」と言ったところ、師匠から「立ったまま挨拶する奴があるか」と叱られました。

障子が閉まったままだったので「なぜわかったのですか」と尋ねると、師匠は「声が上から飛んでくる」と言われました。

なる程と感心しながらも「師匠も、先日立ったまま障子を開けていました。

あそこ座って開けるものじゃないですか?」とへらず口をたたくと師匠は「私はなぜ座って開けなければならないか、よく知った上で立って開けている。

お前はなぜ座って挨拶をしなければならないか、知らずに立ったまま挨拶をする。

同じ動作でも全く意味が違う」とえらく叱られました。 

芸というものは、礼儀作法も含めて基本を理解し身体に染み込んでいるかどうかが大切です。

基本が習得されていれば、その後の応用的なこと大きく外れることはないというお話です。



●参考…幸せとはなにか/江口克彦



最後まで、読んでいただき有難うございます。



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