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メール配信(2013.04.22)

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Byblacksabbath1104

定期通信

会員・保護者の皆様、いつもありがとうございます。


インタネットで興味深い文章がありましたのでご紹介します。

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●転載開始(一部編集)

全国学力テスト、体力テストの両方で、

福井県がトップクラスにつけています。

どのように学力も体力も伸ばしているのでしょうか?

福井県では多くの生徒が登下校の際は、

学校(校門)に向かって一礼します。

約30年続く伝統だそうです。

給食では、合掌、地元産業の越前漆器を使い、

地域で育てられた野菜が献立にたくさん並びます。

それを無言で食べます。

休み時間はにぎやかなのに、掃除の音楽が流れた途端、

廊下に正座して目をつぶり黙って掃除を行います。

校門での一礼は、地元中学校に校長として

赴任してきた川鰭(かわばた)定幸さんが始めたそうです。

当時、全国的に公立中学校では校内暴力が多発していました。

河鰭さんは入学式の第一声で、子供たちに呼びかけました。

「明日から、登下校のときは校門の前で一礼をしよう」と。

河鰭さんが幼少の頃から触れていた

浄土真宗の教えに沿ったものだそうです

浄土真宗の宗祖、親鸞上人の教えは「自己発見」。

「礼」の教えを通して生徒たちに

自己を見つめなおしてもらおうと思ったのです。

先生達からは「生徒の行動を規制する」…と反発もありましたが、

入学式の翌日から毎朝校門に立ち、

登校してくる生徒一人ひとりに挨拶をしました。

最初は反応がありませんでしたが、しばらくすると、

校門で一礼をする生徒が増えていき。

2、3ヶ月に書かれた作文には…

「校門の前に立って頭を下げると、今までの自分を反省し、

しっかりしなくてはいけない、と思うようになった。」

と書かれていました。

河鰭校長が赴任して3年目くらいから、

生徒たちの成績が上がり始めたそうです。

その後も長く伝統が続いているのは、

子供たちが身体でいいなと実感しているからでしよう。


…●転載終了


勉強を教えるよりも姿勢や態度を指導する

ことが大切だという好例だと思います


●イベント日程


 4月28日(日) 北分支部前期審査会(勝央町・養徳館) 

 5月3(金)~5日(日) ゴールデンウィーク休暇

 5月12日(日) 岡山県ジュニア大会(岡山武道館)

 5月26日(日) 限定審査会(野田道場)




●今週の一言(132)

 礼法は他人への

 気遣いだけでなく

 自分自身に出会うため



●解説


学力、体力テストで上位の成績の福井県では

多くの中学生が毎朝、学校に向かって一礼をします。

発案者である河鰭(かわべ)さんは、

一日の始まりに自分自身に対して礼をすることで、

自分の中にある自分を見出してほしいと思ったそうです。 

頭を下げてみると、「今日も一日、よろしくお願いします」とか。

「今日もお世話になりました」という思いがこみ上げてくるものです。

人間は一人で生きていけるものではありません。

家庭、先生方、地元の人々、ひいては近くの田畑や山川などの

「お陰で」生かされている、という事実に気付くことで、

自分も「しっかりしなくては」と思うようになります。

学力も体力も、こうした思いの上に築かれるものなのでしょう。



●参考…共認の輪/るいネット



最後まで読んでいただき有難うございます。
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