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メール配信(2013.05.27)

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Byblacksabbath1104

定期通信

会員・保護者の皆様、いつもありがとうございます。

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昨日は、限定の審査会でした。

ご協力いただいた審査員、学生スタッフの皆さん

ありがとうございました。

実技の内容は各帯(クラス)によって異なります。

上級者になれば複雑な動作に混乱して

慌ててしまうという場面もあります

審査員の立場で言えば右や左の間違いは大した問題ではありません。

基本的なことが出来ているかに注目します。

伝統基本であれば、姿勢、目付、引手、拳の握り

組手稽古であれば、構えといった基本的なことです。


模範演武をしてもらった黒帯になった生徒も

基本的なことに注意しています。

その基本的なことがクセになるまで

繰り返し稽古することが大切だと思います。


●イベント日程

 6月9日(日) 岡山県大会 (岡山武道館・柔道場)

 6月23日(日) 夏季審査会(野田道場)




●今週の一言(136)

 
 習い読むといえども

 復せざれば、

 只隣(ただとなり)の財(たから)を

 計(かぞ)うるがごとし



●解説


勉強するのも本を読むのも、

一度だけでなく繰り返しやらなければ、

ただ隣の家の財産を数えるようなものです。

それでは自分のものにはなりませんよ。

…という「実語教」からの言葉です。

「読書百篇意自ずから通ず」という通り、

最初は意味がわからなくても

百回読むと意味がわかるようになのます。

楽器の演奏や武道の動作も同じです。

最初の頃は間違えてしまうことが、

10回~20回と繰り返していうちに、

だんだんと間違えなくなっていきます。

このように繰り返し練習して

技を覚えていくやり方を「型」といいます。

その「型」が自然に出来るようになるまで

練習するのが、日本人の伝統的なやり方でした。

日本の車や電化製品が壊れないと世界中で称賛されたのも、

何度も何度も作り方を改善して、

失敗しないような完全な「型」を

つくったところに秘密があったのです。



●参考…実語教/齋藤孝


最後まで、読んでいただき有難うございます。

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