定期通信(2014.01.27)
定期通信
会員・保護者の皆様、いつもありがとうございます。

指導で心がけていることの中にいかに集中させるか…があります。
以下、過去ログ(指導理論)の再掲です。
集中力は、スポーツ、勉強、仕事などの人間活動において、
もっとも重要な能力といえます。
人は集中すると今まで経験した全ての情報(体験・知識・感覚)を
瞬間的に取り出せるよう直観・ひらめきが働き驚異的な能力を発揮します。
集中したとき人の脳内にはアルファー波が伝播し次のようなことが起こります。
①心身のエネルギーが増大する
②直感やひらめきがさえる
③楽しくなる
④意欲がわく
⑤動きが速くなる
⑥記憶力がよくなる
これらは武道やスポーツだけでなく、
勉強にも効果があることが理解できると思います。
反対に恐怖心をあおって稽古していると、
あきらめの状態で(しかたなく)稽古することになります。
その時脳内では①~⑥の反対のことが起こります。
結果的に、ネガティブな面(失敗や不安)ばかりに意識が向き、
苦しい、つらい、痛いなどと言って意欲を失います。
※集中したときと楽しいときは脳の中では同じ部分が使われるそうです。
稽古では、黙想の時間を長くとったり、レク(遊び)から入るなどしていますが
稽古のそのものや上達していく自分を楽しめる
そんな指導をしたいと改めて思います。
●イベント日程
2月2日(日)限定審査会
2月16日(日)昇段講習会
2月23日(日)フリースタイル東京オープン


●今週の一言(161)
滅却心頭火自涼
苦難や悩みは
同化することで
乗り越えられる
●解説
甲斐の武田家を滅ぼした織田信長の軍勢が、
武田家と親交のあった恵林寺を攻めたときのお話です。
寺のお坊さんは残らず山門に追い上げられ建物に火をかけられました。
この中で快川禅師は法衣を着、扇子を持って座り
「心頭(心)を滅却すれば火自ら涼し」と唱え、炎の中に身を包まれていったのです。
焼き討ちという状況下、燃え盛る炎の熱さの中で、
自らの境地である心の平静さを「涼し」として表現したのです。
覚悟の中で発せられたこの言葉には、
苦悩あるとき苦悩に同化してしまえば、自然と苦悩が消滅する。
そんな悟りの心境を感じます。
日常生活の中で困難が生じたときは、その問題に振り回されるのではなく、
自分自身を冷静に見つめることが出来れば、必ず乗り越えることが出来るのでしょう。
●参考…心の深呼吸(禅語)/松原哲明
会員・保護者の皆様、いつもありがとうございます。

指導で心がけていることの中にいかに集中させるか…があります。
以下、過去ログ(指導理論)の再掲です。
集中力は、スポーツ、勉強、仕事などの人間活動において、
もっとも重要な能力といえます。
人は集中すると今まで経験した全ての情報(体験・知識・感覚)を
瞬間的に取り出せるよう直観・ひらめきが働き驚異的な能力を発揮します。
集中したとき人の脳内にはアルファー波が伝播し次のようなことが起こります。
①心身のエネルギーが増大する
②直感やひらめきがさえる
③楽しくなる
④意欲がわく
⑤動きが速くなる
⑥記憶力がよくなる
これらは武道やスポーツだけでなく、
勉強にも効果があることが理解できると思います。
反対に恐怖心をあおって稽古していると、
あきらめの状態で(しかたなく)稽古することになります。
その時脳内では①~⑥の反対のことが起こります。
結果的に、ネガティブな面(失敗や不安)ばかりに意識が向き、
苦しい、つらい、痛いなどと言って意欲を失います。
※集中したときと楽しいときは脳の中では同じ部分が使われるそうです。
稽古では、黙想の時間を長くとったり、レク(遊び)から入るなどしていますが
稽古のそのものや上達していく自分を楽しめる
そんな指導をしたいと改めて思います。
●イベント日程
2月2日(日)限定審査会
2月16日(日)昇段講習会
2月23日(日)フリースタイル東京オープン


●今週の一言(161)
滅却心頭火自涼
苦難や悩みは
同化することで
乗り越えられる
●解説
甲斐の武田家を滅ぼした織田信長の軍勢が、
武田家と親交のあった恵林寺を攻めたときのお話です。
寺のお坊さんは残らず山門に追い上げられ建物に火をかけられました。
この中で快川禅師は法衣を着、扇子を持って座り
「心頭(心)を滅却すれば火自ら涼し」と唱え、炎の中に身を包まれていったのです。
焼き討ちという状況下、燃え盛る炎の熱さの中で、
自らの境地である心の平静さを「涼し」として表現したのです。
覚悟の中で発せられたこの言葉には、
苦悩あるとき苦悩に同化してしまえば、自然と苦悩が消滅する。
そんな悟りの心境を感じます。
日常生活の中で困難が生じたときは、その問題に振り回されるのではなく、
自分自身を冷静に見つめることが出来れば、必ず乗り越えることが出来るのでしょう。
●参考…心の深呼吸(禅語)/松原哲明