メール配信(2014.04.06)
定期通信
会員・保護者の皆様、いつもありがとうございます。

お花見会に参加された皆さん…
楽しい時間をありがとうございました。
桜に関して新渡戸稲造著の「武士道」の中で
印象的な文章がありましたのでご紹介します。
●以下引用…
日本民族固有の美的感覚に訴えるものの代表に「桜」がある。
桜は、古来から日本人が好んで来た花であった。
桜を愛でる心は、
西洋人がバラの花を愛でる心と通い合えるところはほとんどない。
まず、バラには桜が持つ純真さが欠けている。
さらに、甘美さの裏にトゲを隠している。
桜はその裏にトゲを隠し持っているようなことはない。
バラは散ることなく茎についたまま枯れ果てる。
それはあたかも生に執着し死を恐れるかのようである。
しかし、桜の花は散る。
自然のおもむくままに、散る準備ができている。
その淡い色合は
華美とは言えないが、
そのほのかな香りには
飽きることがない。
このように美しく、はかなげで、風で散ってしまう桜が育った土地で、
武士道が育まれたのもごく自然なことであろう。
●引用終了…
桜はバラ科に属するそうです。意外でした。…
終わりのあることだから一瞬一瞬を精一杯に生きるということでしょうか?
●イベント日程
4月13日(日) 真庭修練会
4月20日(日) 北分支部前期審査会
5月3日(土)~5月5日(月) GW休暇
5月18日(日) 限定審査会(予定)


●今週の一言(168)
世の中に絶えて
桜のなかりせば
春の心は
のどけからまし
●解説
『この世の中に、桜の花というものが無かったならば、
春を迎える人の心は、おだやかでいられるだろうに』。…
という歌です。
古今和歌集では桜の花が散ってゆく様子を詠んだ歌が多く、それは
平安時代の中頃、藤原氏以外の貴族たちは出世の道が閉ざされてしまい、
そのような自分達の境遇を散りゆく桜の花びらに託したといわれます。
もちろん、本気で「桜なんか無かったらいいのに」と思っているわけではありません。
「美しい桜の花よ、どうか散らずに、このままずっと咲いていておくれ」という、
命を惜しむ思いを、裏返しの形で表現したのです。
この歌を受けて別の人が、次のような意味の歌を詠みます。
「散ってゆくからこそ、いっそう桜は素晴らしいのです。
そもそも、この世の中に、永遠に変わらないものなど何があるでしょうか? 」…
こちらは「花の命は短いからこそ値打ちがある」という、ツッコミの歌です。
永遠に続くものはない。
だからこそ今を懸命に生きるべきなのでしょう。
●参考…古今和歌集/ヤフー知恵袋回答より
最後まで読んでいただきありがとうございます。
会員・保護者の皆様、いつもありがとうございます。

お花見会に参加された皆さん…
楽しい時間をありがとうございました。
桜に関して新渡戸稲造著の「武士道」の中で
印象的な文章がありましたのでご紹介します。
●以下引用…
日本民族固有の美的感覚に訴えるものの代表に「桜」がある。
桜は、古来から日本人が好んで来た花であった。
桜を愛でる心は、
西洋人がバラの花を愛でる心と通い合えるところはほとんどない。
まず、バラには桜が持つ純真さが欠けている。
さらに、甘美さの裏にトゲを隠している。
桜はその裏にトゲを隠し持っているようなことはない。
バラは散ることなく茎についたまま枯れ果てる。
それはあたかも生に執着し死を恐れるかのようである。
しかし、桜の花は散る。
自然のおもむくままに、散る準備ができている。
その淡い色合は
華美とは言えないが、
そのほのかな香りには
飽きることがない。
このように美しく、はかなげで、風で散ってしまう桜が育った土地で、
武士道が育まれたのもごく自然なことであろう。
●引用終了…
桜はバラ科に属するそうです。意外でした。…
終わりのあることだから一瞬一瞬を精一杯に生きるということでしょうか?
●イベント日程
4月13日(日) 真庭修練会
4月20日(日) 北分支部前期審査会
5月3日(土)~5月5日(月) GW休暇
5月18日(日) 限定審査会(予定)


●今週の一言(168)
世の中に絶えて
桜のなかりせば
春の心は
のどけからまし
●解説
『この世の中に、桜の花というものが無かったならば、
春を迎える人の心は、おだやかでいられるだろうに』。…
という歌です。
古今和歌集では桜の花が散ってゆく様子を詠んだ歌が多く、それは
平安時代の中頃、藤原氏以外の貴族たちは出世の道が閉ざされてしまい、
そのような自分達の境遇を散りゆく桜の花びらに託したといわれます。
もちろん、本気で「桜なんか無かったらいいのに」と思っているわけではありません。
「美しい桜の花よ、どうか散らずに、このままずっと咲いていておくれ」という、
命を惜しむ思いを、裏返しの形で表現したのです。
この歌を受けて別の人が、次のような意味の歌を詠みます。
「散ってゆくからこそ、いっそう桜は素晴らしいのです。
そもそも、この世の中に、永遠に変わらないものなど何があるでしょうか? 」…
こちらは「花の命は短いからこそ値打ちがある」という、ツッコミの歌です。
永遠に続くものはない。
だからこそ今を懸命に生きるべきなのでしょう。
●参考…古今和歌集/ヤフー知恵袋回答より
最後まで読んでいただきありがとうございます。