メール配信(2015.05.25)
会員、保護者の皆様、いつも有難うございます。
限定審査の結果を各道場で発表します。
すんなり合格の生徒もいれば再確認でなかなか帯を渡せない生徒がいます。
いわゆる、不器用といわれるタイプですが
稽古中は、人の話を聞きかない
さっき注意したことを、またやっている
先週は出来ていたのに、今週は元に戻っているという繰り返しです。
そんな生徒も、緑帯になる頃にはあの時の苦労が信じられない
というくらいに上手になります。
習得が速い人も、その後は停滞し不器用な人も伸びる時期が来ます。
長い目で見れば、同じように進歩していくようです。
●イベント日程
5月31日(日)岡山県大会(岡山武道館・本館)
6月20日(土)極真連合会グラチャン(大阪)
6月21日(日)夏季審査会(岡山武道館・柔道場)
●今週の一言(211)
漸修漸悟
(ぜんしゅうぜんご)
頓修頓悟
(とんしゅうとんご)
●解説
物事の理解が速く、何でも器用にこなす人は、すぐに忘れてしまう。
不器用な人は、習得には時間がかかるけれど、ある時、急に進歩するという禅語です。
なにをやっても、人より時間がかかったり、
つまらないミスをして、人に叱られる、なかなか物事を理解できない。
いわゆる「不器用な人」は、いるものです。
不器用な人は「自分は不器用だから、出来るはずがない」などと諦めがちですが、
禅の考え方では、不器用なタイプの方が後のち大きな成功をおさめるものだとされています。
不器用な人は、学ぶのには時間がかかりますが、
一度身に付けたものは、深い教養として心に蓄えることが出来ます。
不器用だからといって諦めるのはもったいない話です。
後々の可能性を信じて努力していきましょう。
● 参考…禅の言葉/植西聴
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。