前期指導員会議
前期指導員会議
1月31日(日)南方道場にて前期指導員会議・指導員講習会が開かれ、人間形成と人間教育を理念に「鍛える・磨く・守る」のコンセプトの元、活動方針が話し合われました。
人間形成と人間教育を目指して
まずはじめに、道場理念をもとに、一年間の方向性が話し合われました。
最近あったスポーツ、武道団体での犯罪やトラブルに触れ、指導者の使命と責任の重さについて話があり、3時間に及ぶ会議は、例年になく活発に意見が交わされ、志を同じくし進むべき道に指導員一同、改めて理念の大切さを痛感する機会となりました。
指導員自ら学ぶ
会議に引き続き行われた指導員講習では、徳育指導と伝統型指導をテーマに指導する際のポイントについて学びました。
少年部を対象とした、とくいく「論語」の素読講習では、力強く大きな声でリードすること、子どもの気持ちを考えて自らの体験などを交えながら自分の言葉で解説するように指導が為されました。
そして、より質の高い指導を行うには、指導者自らが学び理解を深め、実践していくことが何よりも大切だと身を以って体験することとなりました。
子どもたちと共に学ぶ 片山浩二
解説時には、空手や勉強、友達とのことなど、身近な話題による例え話や、簡単な質問などをして、少しでも内容を理解してもらっているかを確認しています。
回を重ねてきて感じた事は、私達指導者の学びが浅い状態では、子どもたちの心に伝えることはできません。指導者が、何度も文章を読み、深く考えた上で、幼い子供達にも理解できるよう、工夫していくことが大切だと実感しています。
論語の素読は「心の型」です。これからも、とくいく「論語」を通して子どもたちの心が育まれるよう努力していきます。