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右手秀樹(津山)

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Byblacksabbath1104

右手 秀樹(うてひでき)

所属:津山道場
入会年月日:2013.06.01
昇段年月日:2018.07.01
職業:会社員

学生時代は高島道場で稽古。進学で空手からは離れていましたが、子供の入会に続き再入会。当初は周囲についていくのが精一杯とう感じでしたが、帯か上がるにつれてメキメキ上達。組手試合にも積極的に参加。持ち前の気迫と腰の強さを活かして好成績を残しています。仕事と空手を両立させ、親子3人で真剣に稽古に取り組む姿には頭か下がります。これからも津山道場を更に盛り上げてくれることは間違いありません。
 ■020 ~これからがスタート。理想の黒帯を目指して~
この度は、昇段を認定して頂きありがとうございました。中川会長をはじめ、藤島師範、池本准師範、片山先生、遅くまで指導して下さいました黒石先生、出稽古でお世話になりました先生方や道場生の皆様、いつも応援してくれる家族に心から感謝致します。

 二十五年前、高校を卒業し、一人暮らしを始めたアパートのすぐ近くに、以前から興味あった極真空手の看板を見つけ、すぐに見学に行こうと高島道場の階段下まで行きましたが、聞こえてくる気迫のこもった声に、『地上最強のカラテ』のイメージが頭をよぎり、怖気付いて中々階段を上がる事が出来なかったのを今でも覚えています。
■001■005■004
入会して緑帯まで昇級しましたが、大阪に進学するため退会することになりました。大阪でも続けようと入会しましたが、遊びの誘惑に負け、次第に道場から足が遠のき辞めてしまいました。就職しても空手をしたいという思いはあったものの、
忙しさを理由に行動には移すこともありませんでした。結婚して子供が出来て岡山に帰ってきた時に、自分が果たせなかった黒帯への思いを子どもたちに託して、自分は子どもたちが空手をするのを見学していました。その時は、年齢的に、こんな激しいことは絶対に無理と自分で限界を作っていました。

見学しているうちに、黒石先生から「お父さんも一緒にやりましょう。」と何度も誘って頂き、自分と同世代の人や上の人も、活き活きと稽古をしているのを見て、もう一度やってみよう、黒帯を目指そうと思いましたが、一人
で入会するのは心細いので昔、同じように空手をやっていた友人二人を誘って復帰しました。
■008■007■015
 最
初は、思っていた以上に体も動かず稽古の次の日は、筋肉痛の連続でした。子供たちと週二回道場に通うことを目標にして続けていると、身体が動くようになってきました。審査、組手試合、型試合、組手マラソン、修練会等と子供たちと一緒に参加することを目標にしました。子供たちと一緒だったので逃げずに参加出来たと思います。イベントに参加するといつもの稽古とは違う緊張感で、自分が成長するのが実感できました。一つ一つ小さな目標をクリアしていくことで順調に一級になれたと思います。

 昇段審査の許可を頂いてからは、もう一度黒帯までの計画を立て、道場稽古の他に、坂道ダッシュや筋トレの等、心肺機能と筋パワーを高めると同時に道場稽古後には型を黒石先生に遅くまで見て頂き、その時注意して頂いた所を自宅で確認するようにしていました。南方道場の稽古に参加した時、藤島師範にも型を見て頂き、厳しい評価とアドバイスを頂きました。その後は姿勢、技の緩急、呼吸、無駄な動作をしないを意識して、数をこなすようにしました。
■009■017■014
 一次審査の型は、力みがあったものの、自分の力が出せて合格しました。二次審査では、気持ちが空回りして、どつきあいの攻撃主体の組手で不合格となりました。ずっと攻撃主体の組手をしてきた自分には、受けをしっかりし、攻撃を捌く組手は難しく、普段の稽古では出来るように意識していても、試合となると冷静さを失って力みが出てしまい、試合に勝っても自分が思うような組手は出来ませんでした。再度二次審査では、気持ちを落ち着かせ以前よりは落ち着いて組手が出来て合格する事ができました。

 空手を通して、自分で限界を作らず、自分を信じてチャレンジして、それを継続する事で無限の可能性があることを体感しました。ずっと憧れていた黒帯になる事が出来て本当に嬉しく達成感でいっぱいです。これがスタートと思って精神的にも肉体的にも自分が理想とする黒帯を目指して精進していきたいと思います。

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昇段記念 おめでとうございます。

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